アロマとハーブの魅力が人をつなぐ
雑誌『セラピスト』の人気連載
「佐々木薫の あの人に会いたくて」が書籍化!
さまざまな分野の第一線で活躍するゲストたちとの
人生と仕事をめぐる植物談義。
本書に登場する21人のゲストの方々のうち、次の12名の対談を担当しました。
●橋口亮・玲子夫妻(医師)
西洋医学に植物を取り入れる治療法を実践されている橋口ご夫妻。
都内での診療のほか、足柄山の麓近郊にたたずむ洋館でも診療されています。「しないことの大切さ」についても教えていただくような対談となりました。
●西川眞知子さん(アーユルヴェーダ自然療法士)
いつお会いしても太陽のように明るく元気な西川先生。
日本を代表するアーユルヴェーダ研究者のお一人で、ユーモラスな視点で自分を自然の一部として捉える生き方を教えてくださいました。
●滝村桂子さん(薬剤師・「からだ占い」開発者)
薬局で患者さんと向き合う中から「からだ占い」を創り出したタッキー先生。
宿曜経という占術をベースとする「からだ占い」を通して、自分の体にもっと意識を向け、自身の感覚を磨くことの大切さを教えてくださいました。
●登石麻恭子さん(西洋占星術研究科・英国IFA認定アロマセラピスト)
西洋占星術ととハーブやアロマを結びつけたセラピー占星術を開発された登石さん。
早稲田大学時代は生物学を専攻し、カエルの嗅覚を研究され、アロマセラピーや占星術などの見聞を一つに集約し、掘り下げていく面白さを伺いました。
●西畑清純さん(プラントハンター)
世界中から植物を探すのと同時に、さまざまな企画のコンサルティングも手掛ける西畑さん。
彼は、「人は何か気づきを得ると、人生が変わる」と言います。そして、その根元にあるのが「モノゴコロつく」ことだ、と。私たち一人ひとりにとって「モノゴコロつく」とは、どういうことなのでしょうか。
●箕輪直子さん(染織家)
10年以上前に『創作市場』(マリア書房)というムックで何度が取材させていただいた箕輪先生。
セラピスト誌でもまたお話を伺えたことにご縁を感じました。天真爛漫に草木の染織と作品作りを行うその原動力はどのようなところにあるのでしょうか。
●吉谷桂子さん(英国園芸研究家・ガーデン&プロダクトデザイナー)
30代半ばまで広告業界で働いていたという吉谷さん。
米米クラブが出演していたJAL「夏離宮」のCMは今も覚えています。そんな華やかな業界から庭園づくりにステージを映し、本場イギリスで培った世界観を箱根「星の王子様ミュージアム」などで表現されています。
●新田理恵さん(薬草使・管理栄養士)
横浜にある古民家に住む新田さん。取材に訪れたのは、金木犀が香る秋の日でした。
西洋の栄養学、東洋の薬膳を学び、双方の良さを融合させて生まれた薬草茶。生産者も消費者も幸せにする仕事のつくり方、営み方が印象的でした。
●石山圭さん(イタリアンシェフ・スペイシャルハーブデザイナー)
イタリアンのシェフであり、200種類ものハーブを使いこなすスペイシャルハーブデザイナーでもある石山さん。
2016年6月、東京・恵比寿に自らがオーナーを務めるハーブサロン・イタリアンレストラン「HERBAMOND」をオープン。料理、そしてハーブにかける情熱は人並み外れたものがありました。
●小林奈那子さん(チェロ奏者)
ハンガリー留学時に音楽と香りの結びつきを体感されたという小林さん。
音と香りをトーンで結び付けた「香階」は非常に興味深い試みでした。音と香りが織りなす世界観を十分に堪能できる対談となりました。
●藤原綾子さん(アロマセラピスト)
好きな香りを通じて、潜在意識から望んでいることを知るメソッドとして、「アロマアマリーゼ」を考案した藤原さん。
対談時には佐々木薫さんが実際にアロマアナリーゼを受け、香りを通じて新たな可能性の扉を開かれていました。
●瀧口律子さん(ハーバル・クリエイター)
ハーバル・クリエイターであり、薬草魔女養成塾塾長でもある瀧口さん。
太陽や月の動きやその土地に合わせ、自然に寄り添いながらハーブを生活に取り入れるライフスタイルについて教えていただきました。
●佐々木薫さん(対談ホステス/株式会社生活の木 カルチャー事業本部 ゼネラルマネージャー)。すべての対談のホステスを務められた佐々木さん。
私自身、アロマセラピーを学ぶ前から、彼女のご著書を読ませていただいており、私にとってアロマ業界を切り拓かれていく、雲の上の存在のような方でした。
そんな佐々木さんと数々の対談取材をライターとしてご一緒させていただき、そのビジネス手腕と同時に、可愛らしさやピュアさに触れさせていただきました。豊かな時間をご一緒させていただき、ありがとうございました。
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出版社
株式会社BABジャパン
発行日
2020年7月1日